今回のTUFS Cinemaでは、アフリカの魅力を伝えるイベント「アフリカン・ウィークス」と共催で、ドキュメンタリー映画『チョコラ!』を上映します。
上映後トーク:小林 茂 監督、坂井 真紀子准教授(東京外国語大学 総合国際学研究院)
開催情報
日時 2019年12月10日(火)18:00開映(17:30開場)
会場 東京外国語大学 アゴラ・グローバル プロメテウス・ホール
プログラム
- 映画『チョコラ』本編上映
- トーク:小林 茂 監督、坂井 真紀子准教授(東京外国語大学 総合国際学研究院)
その他 入場無料、申込み不要(先着501名)、一般公開
主催:アフリカン・ウィークス、東京外国語大学 TUFS Cinema
後援:東京外国語大学現代アフリカ地域研究センター
協 力:東京外国語大学多言語多文化共生センター
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作品紹介
2008年、94分、英語・スワヒリ語・キクユ語、日本、ドキュメンタリー
監督:小林茂
ケニアのストリートを舞台に繰り広げられる子どもたちの儚くも力強く生きる姿
東アフリカを代表する国、ケニア共和国。首都ナイロビから北東に車で約1時間行った所に、人口10万の地方都市ティカはある。映画は、この町のストリートで暮らす子どもたちの厳しい生活環境やその背景、NGOや親との関係をユーモアを交えながら丁寧に提示していく事で、思春期を迎えた子どもたちの儚くも力強く生きていく姿を描き出します。
人々に「チョコラ」と呼ばれ差別される青空ぐらしの子どもたち
鉄くずやプラスチックを集めたり、物乞いや小間使いなどで生計を立てている子どもたち。人々からはスワヒリ語で「拾う」を意味する「チョコラ」と呼ばれ、さげすまれています。夜の寒さや空腹、警察による一掃作戦など、ストリートに生きる厳しさは並大抵ではなく、実際多くの子どもたちが自然とシンナーに溺れ、あるいは数週間の内に体が持たずに姿を消します。そんな中でも、彼らは仲間と出会いグループを作り、お互い助け合いながら生きていく—-それぞれに人には言えない事情を抱えながら。
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トークセッション登壇者のご紹介
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小林 茂 監督
1954年新潟県生まれ。「阿賀に生きる」(佐藤真監督)の撮影により日本映画撮影監督協会第1回JSC賞受賞。監督作品に「こどものそら」「ちょっと青空」「わたしの季節」(毎日映画コンクール記録映画賞・文化庁映画大賞ほか)「チョコラ!」「風の波紋」など。現在、性虐待をテーマに「魂のきせき」を製作中。和光大学教授。透析歴12年。
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坂井 真紀子 准教授
東京外国語大学総合国際学研究院准教授。PhD.社会学博士(パリ第1大学)。専門はアフリカの農村社会学。アフリカ中央部のチャドをフィールドに、農村部の人々の暮らしと開発プロジェクトの関係性を調査。その後、調査地をタンザニアとカメルーンに移し、グローバル化を背景とする人々の生業の多様化とお金の関係の変化を中心に研究を進めている。
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会場のご案内
◆JR中央線「武蔵境」駅のりかえ 西武多摩川線「多磨」 駅下車 徒歩5分
(JR新宿駅から約40分)
◆京王電鉄「飛田給」駅北口より多磨駅行き京王バスにて約10分 「東京外国語大学前」下車
キャンパスマップ
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お問い合わせ
東京外国語大学 総務企画課広報係( 土日祝をのぞく 9:00-17:00)
〒183-8534 東京都府中市朝日町3-11-1
Tel: 042-330-5150
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[東京外国語大学ウェブサイト]
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