上映後の映画解説(日本語通訳あり):ナンディタ・ダース監督
開催情報
【東京会場】
開催日時
2019年7月4日(木) 18:00開映(17:30開場)
2019年7月7日(日) 16:00開映(15:30開場)
※混雑が予想されるため、14:30から整理券を配布します。
会 場 東京外国語大学 アゴラ・グローバル プロメテウス・ホール
(東京都府中市朝日町3-11-1)
プログラム
- 『マントー』本編上映
- 映画解説(日本語通訳あり):ナンディタ・ダース監督
そ の 他 入場無料、先着501名、申込不要
【大阪会場】
開催日時 2019年7月5日(金) 18:00開映(17:30開場)
会 場 大阪大学中之島センター(大阪府大阪市北区中之島4-3-53)
プログラム
- 『マントー』本編上映
- 映画解説(日本語通訳あり):ナンディタ・ダース監督
そ の 他 入場無料、要予約(おひとり様2席まで)、定員192名
お問い合わせ(大阪会場に関する)
Email: manto2019osaka[at]gmail.com([at]を@に変えて送信ください)
Tel:072-730-5296(大阪大学・山根聡研究室)
Tel:042-330-5328(東京外国語大学・萬宮健策研究室)
*大阪会場はなるべくメールでご予約ください。
主催:東京外国語大学南アジア研究センター(FINDAS)、東京外国語大学TUFS Cinema
共催:大阪大学外国語学部ウルドゥー語専攻
後援:大阪大学21世紀懐徳堂
協賛:Viacom 18 Motion Pictures、、公益社団法人 在日インド商工協会(ICIJ)、ホテルマネージメントインターナショナル株式会社(順不同)
協力:旦匡子、藤井美佳
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作品紹介
1946年。インドはイギリスからの分離独立へと向かう動乱期にあった。人気作家マントー(ナワーズッディーン・シッディーキー)は、戯曲の才能にも優れ、ボンベイを拠点に活躍していた。多くの友人に囲まれ、妻サフィア(ラシカー・ドゥッガル)はよき理解者として夫を支え続けた。一九四七年八月インド・パキスタンが分離独立すると、国内外で宗教対立が激化。マントーは、インドのボンベイからパキスタンのラホールへ移住を迫られる。この頃、作家としての危機を迎えつつあった。性をありのままに描く作風は検閲の対象となり、長期に及ぶ裁判に苦しめられる。言論と表現の自由に対するマントーの声明は、自信と確信に満ち、揺るぎないものであったが、やがて酒に耽溺するようになり、生活は荒廃していった―。
2018年カンヌ国際映画祭ある視点部門出品。アジア太平洋映画賞主演男優賞、フィルムフェア賞衣装デザイン賞など受賞。
@Aditya Varma
監督・脚本・製作 ナンディタ・ダース
撮影 カールティク・ヴィジャイ
編集 シュリーカール・プラサード
音響 ラスール・プークッティ
美術 リタ・ゴーシュ
衣装 シータル・イクバール・シャルマー
音楽 ザーキル・フセイン
作曲 スネーハー・カーンワルカル
製作 HP Studios / FilmStoc / Viacom18 Motion Pictures / Nandita Das Initiatives
出演 マントー……ナワーズッディーン・シッディーキー
サフィア……ラシカー・ドゥッガル
シャーム……ターヒル・ラージ・バシーン
2018年/インド=フランス/カラー/114分/ヒンディー語・ウルドゥー語/日本語・英語字幕つき/原題:Manto
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マントーとは
MANTO, Saadat Hasan: 1912-1955
現代インド文学を代表するウルドゥー語作家。英領インド期に現インド側パンジャーブに生まれる。インド・パキスタン分離独立を機に、1948年パキスタン側へ移住。社会の底辺に生きる人々を主人公に据え、生き生きと大胆に描いた。性を扱うその作風から猥褻作家との非難を浴びつつも、表現の自由に果敢に挑み信念を貫いた。ラホールでその生涯を閉じる。代表作に『冷たい肉』、『トーバー・テーク・スィング』、『黒いシャルワール』など。日本語に翻訳された作品も多い。
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【来日ゲスト】ナンディタ・ダース Nandita Das
インドを代表する映画俳優、監督。これまで10以上の言語と地域の監督作品に出演。カンヌ国際映画祭で審査員を二度務めるなど、その活動は世界的に評価されている。『Fire』(1996)、『1947 Earth』(1998)、『Firaaq』(2008)、『Ramchand Pakistani』(2008)(以上、日本未公開)など、ヒンディー語映画を中心に多数出演。初監督作品『Firaaq』では、2002年にグジャラートで発生した反イスラム暴動の余波を描き、国内外の映画祭で非常に高く評価された。2011年、Women of Worth(Dark is beautiful)のキャンペーンに賛同し、肌の色への偏見に対し声明を発表。10年ぶり2作目となる本作『マントー』(2018)では、インド・パキスタン分離独立の動乱期を生きたマントーの生涯を映画化、大胆な表現を恐れない作家の姿を描き、表現の自由についての普遍的なメッセージを送っている。この作品をカンヌ国際映画祭ある視点部門に出品、アニエス・ヴァルダ、ケイト・ブランシェットら世界の女性映画人とともにウィメンズ・マーチに参加して、世界に男女格差是正を訴えた。
ワークショップ「現代インド女性をめぐる問題:女優として、活動家として」
2019年7月9日〈火〉 18:00開映(17:45開場)
場所:東京外国語大学 研究講義棟1階100
登壇:ナンディタ・ダース監督
使用言語:英語/参加費無料/先着順/申込不要/定員60名
東京会場のご案内
◆JR中央線「武蔵境」駅のりかえ 西武多摩川線「多磨」 駅下車 徒歩5分
(JR新宿駅から約40分)
◆京王電鉄「飛田給」駅北口より多磨駅行き京王バスにて約10分 「東京外国語大学前」下車
キャンパスマップ
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お問い合わせ
東京外国語大学 総務企画課広報係( 土日祝をのぞく 9:00-17:00)
〒183-8534 東京都府中市朝日町3-11-1
Tel: 042-330-5150
[TUFS Cinemaウェブサイト]
https://www.tufscinema.jp
[東京外国語大学ウェブサイト]
http://www.tufs.ac.jp
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